アニメ「慎重勇者」が面白い3つの理由【未視聴者向け】

2019年秋アニメの中で、どハマりしている慎重勇者。最初は、「どうせ、テンプレ異世界アニメだろう」と、バカにしていました。でも、1話観たら止まらなくなり、一気に4話まで観てしまいました。

久しぶりに、自分の性格にドンピシャなアニメで驚いています。

本記事では、慎重勇者が気になっている人に向けて、おもしろいポイントを紹介します。未視聴の方が、少しでも「観てみようかな」って気持ちになってくれれば嬉しいです。

アニメ「慎重勇者」基本情報

キャスト

アニメ「慎重勇者」が面白い3つの理由

面白いと思う3つの理由は、

になります。それぞれ解説していきます。

理由1：徹底的に「慎重」を表現している

慎重勇者は、タイトル通り勇者は超慎重派です。

その慎重さを上手くストーリーに落とし込んで、「この主人公は慎重だな」と上手く認知させてくれます。その徹底した「慎重」という表現が、このアニメの異彩さであり面白いポイントだと思います。

そもそも、自分だけかもしれないですが、慎重の度合いというのは人それぞれです。「自分は慎重だと思っていても、他人は慎重だと思っていない」ことがあります。

例えば、iPhoneの画面保護フィルムを付けない人はどう思いますか？スマホを落として画面が割れるリスクを考えていないのでは？と疑問を持つでしょう。

しかし、画面保護フィルムを付けない人は、付けている人を「慎重」だと思うはずです。「そんな、スマホ落とさないよ」みたいな気持ちでしょうか。

このように、慎重を感じる度合いは人それぞれなんです。そこを慎重勇者は、多くの視聴者に慎重さを認知させようと、徹底的に細かい点まで考えていると見受けられます。

恐らく、原作者はものすごく「慎重」という表現にエネルギーを使ったと思います。慎重という癖の強さが、慎重勇者を面白くし、他アニメとの差別化に成功しています。

理由2：リスタルテの設定とノリがユニーク

慎重勇者のヒロイン的ポジションである女神・リスタルテの設定が、ストーリーの絶妙なバランスを保っていると思います。
主人公は、ウザいくらいの慎重勇者であるため、エネルギッシュな立ち位置のリスタルテは良い中和剤になっています。

例えるなら、サッカーチーム「バルセロナ」に所属するブスケツのようなバランサーです。DFとFWを繫げるアンカーなので派手なプレーはありませんが、チームにいなくてはならない超絶必須の選手です。

慎重勇者のリスタルテは、病的慎重の主人公と視聴者を繋ぎ合わせる絶妙なバランサーです。

主人公の設定を鑑みて、よく考えられたヒロインだと思います。
このリスタルテの設定がなかったら、多くの読者は作品に飽きてしまって離れていってしまったでしょう。私も、リスタルテのギャグや腹黒さがなかったら3話切りしていたと思います（笑）

リスタルテの設定があるからこそ、慎重勇者はより面白みが増していますね。

理由3：「慎重」という引き出しが楽しみ

第4話まで多くの慎重さを表現してきました。正直、「まだ4話だけど慎重さを表現するネタ尽きないの？」と心配になるほどです。

でも、これからどんな慎重さをアピールする言動が出てくるのか楽しみにしている自分がいます。

私生活で「あぁ〜それ慎重だわ」って思うシーンって少ないですよね？
自分的には、慎重を感じる場面が少なく想像ができないため、最終回までワクワクしちゃっています。原作者や制作がどんな引き出しを持ってくるのか、非常に楽しみです。

その引き出しも、慎重勇者を面白く感じてしまっている理由になっています。慎重勇者は、異世界アニメの中でも異質なアニメです。
似ているアニメ挙げるなら、この素晴らしい世界に祝福を!ですかね。このすばが好きな方は、楽しめるアニメだと思います。

未視聴の方は第4話まで見てほしい

慎重勇者が面白い理由を3つ挙げました。

まだ、第4話までしか視聴していないため、今後次第では評価を変えるかもしれません。

でも、4話はマジで完璧なスタートを切ったと思っているアニメなので、これからが本当に楽しみです。

インターネットでチラッとネタバレを拝見しましたが、なにやら魔王もクセが強いとのこと...。原作未読であるため分かりませんが、それがもし本当であれば、どんな魔王か楽しみです。

もし、慎重勇者をまだご覧になっていない方は、とりあえず4話まで視聴してみてください！

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