作画が美しいアニメは、一種のステータスです。ストーリー度外視で「めちゃくちゃ絵が綺麗!」というだけで話題になるからです。
例えば、京都アニメーションが作るアニメは、作画に定評がある制作会社として知られています。もちろん作画だけではないですが、京都アニメーションと聞くと「作画」というワードが付き纏います。恐らく、多くの人が京都アニメーションが作るアニメの作画の虜になっているはずです。
アニメはストーリーや設定が何よりも重要ですが、作画も一種のステータスとなることは疑いの余地はありません。
本記事では、神作画と呼ばれるアニメを9作品ピックアップしています。作画が美しいアニメをご覧になっている方は、ぜひ下記のアニメを視聴してみてください。その絵の綺麗さに驚かされるはずです。
美しすぎる神作画アニメ9選
選定基準は以下の通りです。
選定基準
- 深夜アニメ
- 全話通して作画崩壊がない
- 神作画は大前提だけど、ストーリー性にもこだわる
- 「神作画ァァァァ!」と唸るシーンが1つ以上ある
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
やはり外せないのが、ヴァイオレット・エヴァーガーデンです。作画の良いアニメを調べると、必ずと言っていいほどピックアップされています。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、全13話通して作画が安定しています。さすが、京都アニメーション制作だと思いますし、京都アニメーション大賞受賞作品の力の入れ具合はハンパなかったです。京都アニメーション大賞を知らない方は、公式サイトでチェックしてみてください。
特に、素晴らしかったのは第7話です。主人公・ヴァイオレットが湖に飛び込むシーンがあるのですが、光の反射だったり、見せ方だったり、「すげぇ」としか言えない演出でした。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、全話通して作画が安定していますので、作画に魅了されたい方はぜひ!2019年1月には、劇場版も公開されます。
進撃の巨人
世界的大ヒットの進撃の巨人。マンガでは最終章に入り、そろそろ大詰めを迎えようとしています。アニメでは、シーズン3が2019年4月から放送されるなど常に話題がある同作品です。
進撃の巨人のアニメーションは、Production I.Gから独立したWIT STUDIOが手がけています。やはり、Production I.Gから独立するだけあってクオリティーが非常に高いです。
特に凄いと思ったのは2つあります。
- 立体機動装置のスピード感と躍動感
- 巨人の大きさの表現方
立体機動装置はマンガでも感がられましたが、アニメではよりスピード感や躍動感を強く感じられました。また、巨人の大きさを上手く表現している点も細かいです。
それでいて、作画崩壊と呼ばれるシーンは一切ありません。プロ意識と深い注意が張られているアニメだと思います。
四月は君の嘘
感動アニメとして名高い四月は君の嘘。2016年に実写映画化がされましたが、アニメファンの間では黒歴史とささやかれています(まぁアニメからの実写なんてロクなデキじゃないのは把握)
でも、アニメ版は本物です。感動できるシナリオが盛りだくさんで、ついつい涙を流してしまいます。それでいて、作画も美しいです。A-1 Pictures特有の色鮮やかな表現方は、ゴクリと喉を鳴らしてしまいます。
特に、最終回の作画は圧巻。同じ人間の発想だとは考えられない作り込みようで、画面に吸いつけられると思います。もちろん、最終回ということで物語も大詰めという点はありますが、作画のデキも見逃せないシーンです。
Fate/Apocrypha
作画重視のFateシリーズなら間違いなく「Fate/Apocrypha」をおすすめします。FateシリーズだとUBWが挙げられそうですが、Apocryphaも負けていません。バトルシーンも日常シーンもしっかりと描かれています。
注目して欲しいのが、22話と24話ですね。一部では作画崩壊と言われていますが、この回の戦闘はより迫力とスピード感を追求した表現方です。
確かに、現代アニメの絵に目が肥えた方からすれば、作画崩壊と思われるかもしれません。でも、22話と24話は綺麗さを犠牲にして動きを手に入れ、視聴者に一息もつかせぬバトルが繰り広げられています。
現代的にみれば癖が強い作画ですが、わかる人にはわかるタッチなのでアニメの作画に興味がある人はご覧になってみてください。
機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096
ガンダムシリーズは、どれも作画が良すぎるので選ぶのが難しかったですが、無難にユニコーンを挙げました。理由は、作画も良かったしストーリー性も楽しめるシリーズだからです。
また、程よい長さなのも加味しています。ダブルオーとSEEDで悩みましたが、どちらとも50話近くあるため、敷居が高いかなと思ったり(笑)
ユニコーンは2016年に放送されたアニメで、比較的最新の技術が盛り込まれているガンダムシリーズです。バトル良し、機体のカッコ良さも良しなので、ガンダムにちょっとでも興味・関心がある方はチェックしてみてください。
灰と幻想のグリムガル
灰と幻想のグリムガルは、突然異世界へと転生された主人公たちの生活と成長を描いたアニメです。丁寧な成長描写が特徴的で、「主人公成長アニメおすすめ15選」でもピックアップしています。
灰と幻想のグリムガルの特徴は、水彩画のような優しいタッチの作画が魅力的です。例えば、物語の分岐点となる第4話の最後とか強いこだわりを感じます。
また、背景美術というのかな?色鮮やかな世界観を表現しています。水彩画のようなアニメは、真新しさを感じると思いますので、異世界アニメが好きな方は灰と幻想とグリムガルを視聴してみてください。素晴らしい挿入歌も盛りだくさんで、随所に見ごたえがあります。
甲鉄城のカバネリ
甲鉄城のカバネリは、列車とゾンビのようなもの(作中ではカバネ)をテーマにしたスチームパンクアニメです。
2016年4月に放送されたアニメで、放送前のPVから注目されていました。それもそのはずで、デスノートや進撃の巨人の監督を務めた荒木哲郎氏、シリーズ構成にはコードギアスの大河内一楼氏が担当していたからです。そこに加えて、PVの作画のクオリティーが高かったのも理由の1つでした。
結果的に、作画は良かったけれどストーリーはイマイチという評価が下されましたが、作画という点においては満点です。バトルシーンも列車を使った戦闘シーンも迫力がありました。
甲鉄城のカバネリは、「とりあえずストーリー度外視の作画重視!」という方におすすめしたいですね。
ギルティクラウン
ギルティクラウンは、2011年10月から放送されたアニメです。当時の作画技術を考えれば、かなり美麗に作られていたアニメだと思います。
今の時代だと、ギルティクラウンレベルの技術作品はゴロゴロとありますが、2011年でギルティクラウン並みの美麗さのアニメはなかったと記憶しています。
放送されたのが2011年と考えれば、神作画アニメとして認定しても良いと思います。
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
ジョジョシリーズはどのタイトルも作画が異常ですが、5部は最新作ということもあって表現の仕方も新しいです。
特に、第19話のホワイトアルバム戦は胸熱でした。原作でも屈指の名バトルで、どのような表現をしてくるのか気になったところですが、色の扱い方も斬新で動きにも躍動感がありました。
ジョジョに関しては原作推しの私ですが、とても興奮したワンシーンでした。「原作好きだからアニメなんか観ないし!」と思っている方は、ぜひホワイトアルバム戦だけでもご覧になってみてください。
まとめ
神作画だと思うアニメをピックアップしました。どれも、素晴らしい作画で満足できる作品だと思います。ストーリーよりも作画に重心を置いている方は、上記のアニメをご覧になってみてください。きっと、楽しめるアニメのはず!(笑)
また、上記のアニメ以外の面白いアニメを知りたい方は、下記の人気記事をチェックしてみてください。主人公最強や感動などジャンルごとに、おすすめアニメを紹介しています。
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